ベースは何歳から始められるか ~バンドの中では最難関~

「ベースってかっこいい!」
「ベースを始めてみたい」
「子供にベースをやらせたい」

そんな少数派な人もいるでしょう(笑)

世の中的には
ベースは地味とか、音が聞こえないとか思われていたりします。
ベースが一番バンドで大事

もちろんそんなことはなく
ベースは重要だし、魅力的な楽器です。

ではベースは何歳くらいら始められるか?

子供には無理です。
ギターと同じです。

おそらく
バンド形態(ギター・ドラム・鍵盤)の中では最難関の楽器でしょう。

詳しくみていきます。

どんな楽器か

ベースってどんな楽器でしょう。

馴染みのない人からすると「ギターと何が違うん?」とか思っていたりね。
ギターとは全然違います。

同じ弦楽器ですが、
基本的にギターは6本の弦が、ベースは4本の弦が張ってあります。

本数は少ないですが、1本1本の弦がギターの弦よりもかなり太くなっており
ボディやネックのサイズもギターよりデカい。

つまり全体的に
ギターよりも“デカい”構造になっています。

何が問題か

初めて触った楽器がベースなら違和感ないんでしょうが
ギターを持ったあとにベースを持つと、

デカい
重い
押さにくい

と感じます。

先に述べたように、全体的にデカい造りになっている。

ネックも太い、弦も太い、フレットの間隔も広いとくれば
必然的に、弦を押さえるときに力が入ります

慣れれば脱力は可能なんですが、それでもギターに比べれば力が必要です。

この、全体的にデカいというのと
押さえるのに多少の力が必要ってところで

子供には無理、ということになります。

詳細の比較

ギターと比べたときのベースの大変さを
具体的に数値で見ていきましょう。

メーカーや製品によって個体差があるので
あくまで一般的な数値を出して比較してみます。

ネックの太さ(幅)

ギターのネックの太さは一般的に
40〜52mmほど。

ベースのネックの太さは
40〜62mmほど。

ヘッド側からボディ側にむかうにつれ
数値は大きくなります。

最大で1cmほど違いますね。

握ったときに1cm違うというのはかなりデカく感じます

ネックの厚み

ギターのネックの厚みは
20〜25mmほど。

ベースのネックの厚みは
20〜27mmほど。

こちらもヘッド側からボディ側にむかうにつれ
大きくなっていきますが、2mmほどの差です。

厚みに関しては僅かな差ですが
太さの違いもあいまって、なんとなく分厚く感じてしまう人もいるでしょう

フレットの幅

次にフレットの幅を見ていきましょう。

フレット間の距離なので
フレットピッチと言ったりします。

これはヘッド側からボディ側へむけて
徐々に小さくなっていきます。

つまり1Fから2Fのピッチが最大値ということ。

ギターの1Fから2Fフレット間のピッチは
36mm前後。

ベースの1Fから2Fフレット間のピッチは
48mm前後。

1Fだけでも12mmの差があるので
例えば1F→3Fと押さえるフレーズがあるとしたら、

ギターだと99mm前後
ベースだと132mm前後、と
3cm以上の差になってしまいます。

ギターで1F→3Fと届いた指が、さらに3cm先まで伸ばすとなると
かなりキツイです。

弦の太さ

弦の太さも違いますが
ゲージが色々あるし、セットで買うかバラで買うかでどうとでもなるので、

レギュラーゲージとして比較してみましょう。

ギターの弦の太さは1弦・6弦で
0.25mm・1.17mmほど。

ベースの弦の太さは1弦・4弦で
1.14mm・2.54mmほど。

ギターの6弦がほぼベースの1弦やん・・・

改めて数値で見ると
おそろしいです(笑)

弦高

続いて弦高も見てみましょう。

弦高というのは、何も押さえていない状態で
フレットから弦までの高さ(隙間)がどれくらいか、というもの。

計測の方法はいくつかありますが
一般的には12Fで計測することが多いです。

こちらもセッティング次第でどうとでもなりますが
あくまで無難なセッティングの数値で比較します。

ギターの弦高は
1弦で1.5mm〜1.8mm
6弦で2.0mm〜2.2mmほど。

ベースの弦高は
1弦で2.0mm〜2.5mm
4弦で2.2mm〜2.7mmほど。

やはり弦が太い以上、弦高も高くなりますよね。

弦高が高いということは
押さえて発音するまでに時間がかかる
弦の張力と距離が増すぶん、力も必要
となります。

唯一の救い

具体的な数値をギターと比較すると
とてもじゃないですがベースに勝ち目はありません(笑)

つまり
ギターと比べて“弾きやすさ”は1mmもない。

ただし“数値上の話”です。

唯一の救いがあるとすれば
ベースは1本の弦で弾くことが多いってことかな。

ギターのコードなどとは違い
ベースはほとんどの場合、1本の弦で演奏します。

弦が太く、押さえるのがキツくても
最大で6本押さえる必要があるギターよりは、マシな場面もあるということです。

もちろんベースで複音を出す場合もありますが、

ローインターバルリミットといって
複数の低音を出すと音が濁って聞こえることがあるため、あまり好まれません。

だから
1本の弦に対する負担ならベースのほうがありますが
楽器の特性としてギターのほうが大変なこともあるよ、って話。

最後に

数値で見たとおり
ギターよりもはるかにベースのほうが弾きにくいです。

以前、ギターでも子供さんには無理と書きました。
ギターは何歳から始められるか? ~ぶっちゃけ子供には無理~

そのギターより負担が大きいなら・・・
ベースはやらせない方が無難でしょう。

ある程度、身体が大きくなるまで待ったほうがオススメです。

一般的な大人の体型であれば
ベースを弾くのに問題はありません。

しかし、身体のサイズが十分でも
演奏によって負担はかかります。

身体に無理のない演奏方法を身につける必要が出てきます。

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