初見で笑いました。
そして度肝抜かれました。
Adult familyの
「雨降ってチ◯コ固まる」
アホか!!(笑)
そこ固めてどうすんねん。
Adult familyとは
Adult familyは2024年3月から
大阪を拠点に活動するスリーピースバンド。
通称「アダファミ」。

関西のノリで
アダムスファミリーを文字ったバンド名にしたとかなんかな。

まぁ大阪といっても、出身は和歌山らしいけど。
冒頭でみたとおり
下ネタ全開の曲を配信しています。
他にも似たような、というか
いわゆる下ネタ系の楽曲を多数配信しており、
バンドとしての“売り”はそこなのかな、と。
どうやら高校生のときに遊び半分で作っていた曲を
再度掘り起こして発表しているみたい。
いかんせんメジャーレーベル在籍ではないので
あまり情報がないんです・・・。
後述しますが
このメジャーレーベルでないというのが彼らの強みだったりもします。
Adult familyの魅力
さて、彼らの魅力とはなんでしょう?
僕も知ったばかり(2025年6月)だし、当然ライブとかも行ったことないんですが。
もうPV見るだけでも充分魅力は伝わるでしょう。
なんといってもその世界観。
「下ネタ」です。
オシャレなサウンド
切ないメロディー
透明感のある素晴らしい声
確かな演奏力
今どきの?爽やかな三人組
そして文学的とも言える深い歌詞・・・なのに下ネタ
すごいですよ、これは。
高身長
高収入
高学歴
イケメン
優しい
スポーツ万能
決断力がある
包容力がある
でもスッポンポンで街中を歩いている、ってのと同じです。
はたしてこの場合、女性からモテるんだろうか(笑)
やっぱね、既定路線じゃつまらないわけですよ。
“裏切り”がないと。
最初から最後まで展開が予測できる映画や小説はつまらないでしょ?
オチが読める漫才も面白くないでしょ?
勝敗が決まっている(客にバレている)試合なんか見る価値もありません。
クスリやっていそうな芸能人がクスリで逮捕されても驚きません。
予測に反したものに対して人は面白さ・魅力を感じるわけです。
ヤンキーなのにめっちゃ優しい
ギャルなのに料理上手(偏見やろ)
ヒョロヒョロなのにケンカ強い
デブなのにキレッキレのダンス
とかね。
Adult familyの魅力はまさにソコです。
下ネタを一切におわせない雰囲気からの
どストレートな下ネタ。
参りました。
一見、下ネタじゃなさそうな曲もあるんですけどね。
歌詞をじっくり読んでいると
どことなく下ネタに感じる部分がチラホラあったりします。
というか、もう
下ネタ曲じゃないとつまらない、下ネタ曲を期待してしまう自分に気がつきます。
中毒性がございます(笑)
過去の下ネタバンドとの違い
下ネタに注目しがちですが
過去に下ネタバンドが存在しなかったわけではありません。
むしろ沢山います。
シングルカットできないから
アルバム曲の中にひっそりと下ネタ曲を忍ばせていたり。
ライブ限定の下ネタ曲があったり。
生放送で放送禁止用語叫んで出禁になったり。
色々なバンドがいました。
今現在、活躍されている超さわやか系の大御所バンドも
昔はライブで下ネタ叫んだりしていた時期がありました。

これらの下ネタバンドとAdult familyの違いは何か。
それは意外性です。
前述した裏切り。
これまで下ネタを披露していたバンドは
見た目が派手だったり、サウンドが攻撃的だったり。
つまり尖っていて、反骨心の塊みたいな人たちで
下ネタを言いそうで言っている人たちでした。
Adult familyは
下ネタを言わなそうでゴリゴリ言っているんです。
この裏切り、この意外性です。
「え?じゃ上記の大御所さわやか系バンドは?」
って思う人もいるでしょう。
今でこそおちついたバンドですが
若手の頃はバリバリのロックバンド・パンクバンドですよ、実は。
メンバーの一人に、尖っていた頃の名残りがありますよね(笑)
他の三人に比べて浮いているというか。
だからスピ◯ツも(←バラしてるやん)
下ネタを言いそうで言っているバンドだったんです。
当時はね。
意外性を持つ素敵なバンドは沢山ありますが
下ネタで意外性というのはかつて無かったんじゃなかろうか。
やっぱり色んな規制がかかっちゃうしね。
でもAdult familyはそれをやってのけました。
なぜか?
メジャーではないからです。
そして自己発信できる時代になったからです。
PVとかも全部自分たちで作っているみたいだし。
これからのミュージシャン
昔はバンドといえば
メジャーレーベルに所属してテレビやラジオなどでプロモーションをかけてもらって売れるか
インディーズでごく一部のファンの人たちのためにひっそりと活動するか
のどちらかでした。
売れるためにはレーベルの力を借りなければならない。
それだと当然、大人たちからの規制がかかる。
メディアはテレビとラジオだけでした。
ところが今はそんな時代じゃありません。
自分たちのやりたいことを制限なしに(法的にアウトは別)
やりたいだけやれるんです。
大人たちから縛られることもなく
下ネタでも発信できるんです。
ネット中心なのでテレビほどの規制もなし。
ファンがつけばこっちのもの。
面白い時代になってきましたねー。
今後はメジャーレーベルでなくても
自己発信からのし上がるミュージシャンが増えていくでしょう。
実際、そういう人も出てきているしね。
もっともっと増えていきます。
しかも自分たちのスタイルを捻じ曲げられることもなく、ですよ。
これはデカイです。
あまり大きい声では言えませんが、
バンドの解散を周りの大人が勝手に決めたり、
メンバー全員で録音したアルバムの完成品を聞いてみると
ボーカル以外全てのパートが別のプレイヤー(影武者)に変わっていた、
なんて話はザラにありました。
今後はそういうことも無くなっていくでしょう。
大人が金儲けのために若者の夢を壊す時代は終わりです。
どんどん自分のスタイルを発信していきましょう。
最後に
生命の素晴らしさ・生命への感謝を歌った
「ありがとう◯玉」を紹介します。
なんちゅうタイトルやねん(笑)
気軽にコメントどうぞ★
(下までスクロールしてください)
コメント