2026年2月17日
日本中をかけぬけた衝撃のニュース。
LUNA SEAのドラマー
真矢氏の死去。
これによりLUNA SEAのオリジナルメンバーによる演奏は
二度と聴けなく
二度と観られなくなりました。
永遠に、です。
おそらく、これからも残りのメンバーで
活動を続けていかれることでしょう。
しかし、“オリジナルメンバーでの躍進”という意味では
LUNA SEAは終わりました。
LUNA SEAとは
言わずもがな。
説明不要だとは思いますが。
LUNA SEAとは日本を代表するロックバンドです。

1989年、神奈川県で結成。
ギターのINORANとベースのJが所属していた「LUNACY」を母体に
「PINOCCHIO」所属の、ギター・SUGIZOとドラム・真矢が合流。
最後に「Slaughter」のボーカル・RYUICHIが加わり
現メンバーの構成が完成。
精力的にライブやプロモーション活動など展開し
順調に観客動員数やテモテープの販売本数を伸ばしていきます。
1990年にバンド表記を
「LUNACY」から「LUNA SEA」へ。
そして1992年にメジャーデビュー。
1994年には
「ROSIER」「TRUE BLUE」などのヒットを飛ばし、
1995年に初の東京ドーム公演。
チケットは即日SOLD OUTで56000人もの動員数を記録します。
その後も勢いは留まることを知らず、活躍を続けるも
2000年に終幕(解散)。
第一章の終わりです。
2007年に一夜限りの復活ライブを挟み
2010年にREBOOT(再起動)。
10年ぶりの正式な再結成となりました。
これが第二章の始まりです。
再結成後も「A WILL」「LUV」「CROSS」と
3枚のアルバムを制作。
順調な活動かに思われましたが
RYUICHI氏が2019年と2021年に、それぞれ肺と声帯の手術。
一時はもうダメだと言われるくらい
声が出なくなりました。
ボーカリストにとって肺と喉がやられるというのは
致命的ですよね。
そして、真矢氏は2020年に大病が発覚。
懸命に闘病を続けるも、帰らぬ人となります。
これにて第二章の終わりです。
LUNA SEAの魅力
魅力的なバンド、日本の音楽シーンを変えたバンドはたくさんいます。
が、個人的には
LUNA SEAの貢献度はかなり高いものだと思っています。
まず
SUGIZO・INORANの両氏によるツインギター。
ツインギターというスタイルはそれまでもありましたが
ほとんどがいわゆるメタル系の、
二人でほとんど同じバッキングをして
ソロだけハモる、みたいな。
まぁそれはそれでカッコいいんだけど
“ギターが二人いる”というメリットを最大限に活かしきれていない形態でした。
どうかすると、一人でも弾けるようなフレーズを
無理やり二人で分けて弾いていたり。
アレンジ思いつかんのかい、っていう。
ところがLUNA SEAの登場で
ツインギターの様式美が、ある意味完成します。

クリーントーンと歪み。
静と動。
まるっきり正反対のものが
正反対のアプローチをとることで
混ざり合い、
緻密に計算され、美しく荘厳なサウンドを作り上げる。
こんなバンドは
かつて存在しなかったんです。
全ての楽曲を紹介したいくらいですが、
個人的に一番センスを感じるというか
もはや恐怖すら感じてしまう曲がこちら。
1992年5月にリリースされたアルバム「IMAGE」収録の
「SEARCH FOR REASON」。
繊細かつヘヴィなドラム
最低限の音数と絶妙な間で怪しさを出すベース
幻想的な雰囲気のクリーンギター
8/8のリズムに対して9/8という変則的なアプローチ(ポリリズム)の歪みギター
曲の世界観を一気に作り上げ、朗々と歌い上げるボーカル
1992年5月ということは
メンバーはほとんど21、22歳ですよ?
言い方は悪いですが
21、2の小僧たちがよくもまぁこんな曲を作ったな、っていう。
しかも、リリースされたのがその時期ということは
作ったのは少なくともそれより前でしょう。
恐ろしい才能とセンスの集団です。
素晴らしい個性の塊で
替えのきくメンバーがいない。
魅力的な楽曲は数知れず。
ヘヴィで、ダークで
切なくて、爽やかで、POPで。
攻撃的で、緻密で、壮大で。
息のつまるような閉塞感のある曲から、透明感やカタルシスを感じる曲まで。
一筋縄ではいかない
一言では説明できない
複雑怪奇・変幻自在のモンスターバンド。
それがLUNA SEAです。
PRECIOUS 出会い
LUNA SEAとの出会いは
僕が12歳のころ。
いとこの家でカセットテープにダビングされた
アルバムを聴いたときでした。
あとから知りましたが
インディーズのアルバム「LUNA SEA」だったようです。

速攻でアルバムを買いに走りましたよ。
「FATE」
「TIME IS DEAD」
「SHADE」
など。
どれを聴いてもかっこよかった。
なかでも僕が一番衝撃を受けたのが
「PRECIOUS…」です。
歌詞の内容とメロディのキャッチーさ。
攻撃性と疾走感の中に、突如訪れる僅かばかりの切ない時間。
「雷に打たれたような」っていう陳腐な表現は使いたくないんですが、
とにかく
「自分の中で何かが変わるようなとてつもない衝撃」だったのを覚えています。
真矢氏の訃報に接し
この歌詞の意味がことさらに響きますね。
夢から覚めて 全てのこと元に戻れば
届きはしない 記憶の中 鍵を探しているあの時には帰れない あやまちさえ帰せない
LUNA SEA / 「precious…」 一部抜粋
あの時には戻れない あやまちさえ戻せない
あの時には帰れない あやまちさえ帰せない
あの言葉を伝えたい あの言葉を伝えたい
インディース時代の曲なので
当然、真矢氏にむけて書かれた曲ではありませんが。
なにか“そう”聞こえてしまいます。
最後に
LUNA SEAは終わりました。
誕生、終幕。
そしてREBOOT。
繰り返しますが
“第二章の終わり”です。
2025年の東京ドーム。
31年の空白を経て「最後のピース」が埋まったのは
本当に奇跡です。
第三章はきっと始まるでしょう。
真矢氏が遺したもの。
真矢氏と積み上げてきたもの。
それらを“引きずる”わけではなく
更なる高みを目指して、バンドは進化し続けていくんだと思います。
そうあってほしい。
この想い Just for you
そしてFOREVER & EVER
LUNA SEAに対する熱い想いのある方は気軽にコメントどうぞ。
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