あなたはプロを目指していますか?
だったら必死に練習していることでしょう。
おそらく毎日ね。
「プロを目指してはいない。趣味だから週末だけ練習しているよ」
はい、これNGです(笑)
その練習は意味のないものになっていますよ。
なぜなら
蓄積がないからです。
詳しく見ていきます。
練習の本質
楽器、スポーツ、料理、語学や計算などの学習など。
いろいろな練習がありますが
なにを“練習”するにしても本質はかわりません。
それは
インプットとアウトプットです。
つまり入力と出力。
単語や文法を覚える(インプット)
実際に声に出してみる・文章を書いてみる(アウトプット)
こういった流れですね。
インプットだけではちょっと弱いというか
「自分の身についた」という感覚は薄いかもしれません。
アウトプットして初めて自分のものとなります。
楽器はちょっと特殊で
インプット・アウトプットが一体型な感じです。
練習→アドリブ・作曲
となるとわかりやすくインプット・アウトプットなんだけども。
何度も練習を反復する作業は
インプットしながら微調整してアウトプットという流れになります。
蓄積できるか
では普段の練習をどれくらいやればよいのか?
これはまぁ、答えがありません(笑)
人によるし、状況による。
毎日やるに越したことはありませんが
学生なら試験前とか部活の大会前とか時間とれなかったり。
社会人なら仕事で毎日クタクタ
繁忙期がある
長期出張がある
など、やっぱりなにかと時間がとれなかったりしますよね。
ここで大事になってくるのが
「感覚の蓄積」です。
左手の運指の感覚やコードフォームなどの感覚
右手の指弾き・ピック弾きのアタックの感覚
もっというと
チョーキングの力加減とかスライドの滑り具合とか。
右手の抑揚(強弱)とか。
ありとあらゆる感覚です。
この感覚を失わず、蓄積していけるかどうか。
これが上達するかしないかの分かれ道です。
どれくらいやるのか
例えば、冒頭述べたように
あなたが週末しか練習できないとしましょう。
月〜土曜まで仕事
日曜に2時間くらい練習するとします。
このとき、あなたに何が起こっているのか?
月〜土曜まで全く楽器に触っていないということは
その間に感覚がリセットされています。
つまり、練習のスタートラインが下がっている。
そして日曜に練習に取り組みますが
感覚を取り戻すまでに、少なくとも30分〜1時間くらい。
下手すりゃ2時間丸々かかることもあります。
つまり練習して“前に進んでいるつもり”でも
実際には“感覚を思い出して終わり”ということもあるんです。
「3歩進んで2歩下がる」なら
まだ1歩進んでいるからいいですよ。
「3歩進んで3歩下がる」なら意味がないでしょう。
他にもある
日本には幸なことに四季があります。
しかし、演奏においては四季があることは不幸なことかもしれません。
寒さは演奏の大敵です。
指が満足に動かなくなるから。
冬場は環境によっては手が冷えており
ギターの練習を始めても温まるまでに時間がかかります。
温まって本来の動きができるようになれば
そこからの練習は意味があるんですが、
温まったころに練習をやめるとあまり意味がありません。
これも
練習のスタートラインが下がっているからです。
ちなみに僕はその昔
冬の野外で演奏したときに全く手が動かず。
ポケットにカイロを仕込み、ボーカルがMCで喋っている間中
手をポケットに突っ込むという醜態をさらしました(笑)
以来、二度と真冬の野外はやらないと決めたのでした。
まとめ
もうおわかりですね?
「3歩進んで3歩下がる」状態にしないためには
練習のスタートラインを下げないこと。
いつもと同じスタートラインから練習を開始すること。
これが感覚の蓄積です。
1歩でも前に進めば感覚は蓄積されていきます。
その積み重ねで上達していくんです。
みなさん色々忙しいのはわかります。
しかし、平日の間なにもしないというのは危険です。
なにもしない=現状維持
ではありません。
なにもしない=後退
なんですよ、確実に。
だから感覚を蓄積していきましょう。
一日30分くらい触れればかなりいいですが
難しければ10分でも5分でもOKです。
左手が弦を押さえたときの感覚
右手でピックを当てたときの感覚
これらを毎日少しでも“思い出す”
スタートラインを下げなければ
「週末にまとめて練習」があなたにとって意味のあるものになります。
基本的にはこの考え方で練習を継続していきましょう。
ただし、状況によっては
意図的に楽器に触らない時間を作ったほうが効果的だったりするんだな(笑)
このへんはレッスンでお伝えしています。
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