ChatGPTがめちゃくちゃ面白い 〜音楽生成にも使える〜

昨今は、AIの進歩が目覚ましいです。

ご多分に漏れず、AIを使ってなんやかんやと
プライベートな作業をやっています(笑)

このブログは一字一句、全て自分で書いていますよ!

もうね、AIまじでスゲーんだって。

数年前にマスタリングを自動でやってくれるサービスなんかが出て
あれも大概びっくりしたけど

今は音楽生成AIがあるでしょ。

腰抜かすよ、あれ。

AIの進歩によって、確実に音楽業界が変わります

そもそもAIって何?

AIとはなんでしょう?

AIとは
「元気ですかー?!」でお馴染みのプロレスラーです。

その昔、宮本武蔵佐々木小次郎が決闘した巌流島で
同じくプロレスラーのマサ斉藤と・・・

Artificial Intelligence(=人工知能)
の略ですね。

言語や画像、音声などを理解・推測し
人間の代わりに何かを生成したり答えたりと、

問題解決を行なってくれる学習型のコンピュータのことです。

僕は長いこと、この技術にはどこか懐疑的でした。

AI技術が進むと暴走して、人類を滅ぼすとか言っているアホな人たちがいるのもありますが、

単純に、コンピュータはどこまでいってもコンピュータ。
計算以外のことはできないから、大したことないだろうと思っていたからです。

あと
自分たちの脳の仕組みも完全に解明できていないような人類が生み出したもの(AI)が

なんで本家の脳みそ超えてくんねん、っていうのもあって。

計算能力でいえば、コンピュータはとっくの昔に人間の頭脳を超えています。
でもそれが、知能かどうかというのは別軸の話でしょ。

だから、僕はAIに対して
「人間の頭脳とは違う何か」という認識でした。

ChatGPTとは

さて、最近なにかと話題のChatGPT

「チャットジーピーティー」と読みます。

文字通りチャット(=リアルタイムでのテキスト会話)をして
答えを出してくれるものです。

これがまぁ、すごいのなんのって。

答えを出すといいましたが、単純になにか知りたいことを質問して
それに対する「正しい解答」を出すだけではありません。

「こういう語句を入れて、小説のタイトルを5個考えて」とか
「こういうアイディアで新規ビジネスを立ち上げるとしたら、どういうものが現実味がありそう?」

などと聞くと
ちゃんと複数の候補を出してくれます。

要は、プレゼンをしてくれんですよ。

すごくね?(笑)

ChatGPTの凄さがいまいちわからない人や、使い方が下手な人は
Google検索のような使い方をしています。

「◯◯って英単語の意味を教えて」とか
「△△の事件について詳しく教えて」など。

一回質問を投げて、一回答えもらって、終わり

これじゃあまり魅力を感じないでしょう。

ChatGPTだよ?
チャットしないと。

「◯◯って英単語の意味を教えて」
→『●●です』
「他に似たようなニュアンスの英単語はある?」
→『▲▲や◾️◾️などがあります』
「よりカジュアルな表現はどれ?」
→『カジュアルな表現は◾️◾️です。●●はややフォーマルな言い回しになります』
「じゃこういうシチュエーションだと◾️◾️より●●のほうが無難かな?」
→『おっしゃる通りです。そういった場面においては●●のほうが適切でしょう。』

といった具合に
回答に対して、どんどん掘り下げていくことができるんですよ。

一つの質問・一つの回答ではなく
なんでも知っている超絶頭のいい人と会話をしているつもり
使うことが大事です。

ChatGPTを使い始めて、

「人間の頭脳とは違う何か」から
「人間の頭脳に近いかもしれない何か」に
かわりました。

これは僕の中ではけっこう大きいことです(笑)

音楽生成AI

さて、AIの技術は会話だけではありません。
音楽生成だってできます。

しかも、かなり“使える”音楽の生成です。

ここで言う使えるというのは、目的に見合えばそこそこいけるという意味です。

プロから見て
プロの現場で使えるか、と言われればNOです。

しかし、アマチュア・素人から見て
プロっぽく感じるか、と言われればYESです。

もちろん僕も
プロの現場で使えるとは微塵も感じていませんが、

生成された楽曲を聞いた瞬間
「おぉ、なるほど」くらいには感じることができます。

それぐらいの楽曲が生成できます。
しかも数秒でだよ。

これは音楽業界の色々な人たちにとって脅威となるでしょう。

音楽生成AIの活かし方

音楽生成AIが現時点ですら脅威となる以上
うまく活用してくほうが賢い選択でしょう。

別に人間が楽曲を作らなくていい、とかではなくてね。

人間に届ける以上
人間が制作し、最終的なジャッジを下す。

この部分は変わらないと思います。
ただ、そこに至るまではAIを活用できるはずです。

音楽生成AIは海外製のものが主流なので
生成の際のプロンプト(指示)を英語で与える必要があります。

そのプロンプトの作成・英語への変換を
ChatGPTに任せればOKなわけです。

アイディアの元

時代を問わずミュージシャンを悩ませるのは

楽曲制作に行き詰まる、です。

まぁ、このへんは性格もあるんですが。

わりと次から次にポンポン曲のアイディアが出る人と
1曲作ったら精魂尽き果てて、しばらく何も思い浮かばないという人と

色々です。

後者のタイプはAIを活用してみるのもいいでしょう。

参考程度には充分なりえます

プレゼン用

楽曲制作をする人の中には、

自身が発信するだけでなく
クライアントからの依頼を受ける人もいます。

相手の要求を形にするために「仮」で
もう、ほんとに仮の仮くらいで

AIが生成した楽曲をいくつか並べて、方向性だけを決めるということも可能でしょう。

そこから本ちゃんの作業にとりかかれば効率化が図れます。

さすがにオーディションコンペ系では無理でしょうが。

ちょっとしたBGM

個人経営の店舗などで流すBGM

これはけっこう問題がおこりやすいというか。

著作権管理団体のジャ◯ラックが出張ってくるわけですよ・・・

そこでAI生成の楽曲を流していれば問題解決。
自身で作ったものに等しいので。

ただし、AIサービスによっては「生成した楽曲の権利はサービス側にある」場合もあるので
そのへんはしっかり確認しておきましょう。

社会問題に活かせるか

昨今は、核家族化と高齢化もあって
いわゆる独居老人など言われる方が増えているようです。

こういう方々は、やっぱ何らかの「会話」をしないと
認知症になったりするわけですよ。

そこで登場するのが我らがChatGPT。

会話してくれるんですよ?
しかも疲れることなく何時間でも付き合ってくれるんだよ?

これを活かさない手はないでしょう。

独居老人がChatGPTと日常的に「会話」をしていれば
認知症の軽減・低減
になるはずです。

そのうちAI搭載の、それこそアレ◯サみたいなのが
最初から住宅に備えつけられて(ドアとか風呂とか標準のものとして)

人間と会話するのと遜色ないほどのレベルにまで達したとしたら

ある程度、認知症問題に貢献できるんじゃないかと思います。

その前に画期的な薬が開発されるかもしらんけど(笑)

最後に

AIに嫌悪感を抱く人もいるようですが
うまく利用してあげれば、メリットのほうが大きいかと思います。

AIの回答というのは、膨大なデータの蓄積から導かれるものであって
無から何かを生み出しているわけではありません。

「こういう知識がある」「こういうデータがある」
から回答することができても、

「こうかもしれない」「こういう仮説をたててみよう」
ということはAIには不可能です。

僕は音楽関係といっても、人に教えることがメインなので
未だ脅威には感じていません。

人によって癖や得意・不得意が違うので
仮説をたてながらアドバイスをしているからです。

まぁでも、そのうち
生徒一人一人の性格と特徴を瞬時に解析して
完璧なアドバイスができるAI講師が誕生するかもしれません。

そうなったら、僕もそのAIに教わろうかと思います(笑)

Just a moment...
Suno
Sunoisbuildingafuturewhereanyonecanmakegreatmusic.

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