演奏には性格が出ます。
演奏だけでなく、そもそもなんでその楽器を選んだのか?
にも性格が関与しています。
つまり、
選んだ楽器によってある程度性格がわかるということです。
ギタリストとしての僕自身と
今まで関わった人たちを長年観察した結果を、
完っっ全に、独断と偏見でお送りします(笑)
選択には性格が出る
人は常に何かを選択しています。
何を着るか
何を食べるか
何を観るか
どこに住むか
誰と関わるか
対して意識していなくても
無意識に選択を繰り返しています。
諸説ありますが
その数は一日に30000回とも35000回とも言われているんです。
30000以上ですよ?
そんなに選択をしているなら
その積み重ね次第で人生も大きくかわるよね、って話です。

選択には
大きく分けるなら2種類あると思います。
「攻め」か「守り」かです。
いつもだいたい同じメニューを食べる人
いつも同じルートで出勤する人
かたや
できるだけ違うメニューを試す人
ちょこちょこ違うルートで出勤する人
など。
冒険というと大げさかもしらんけど
攻めるか攻めないかでわりと性格の差が出るでしょう。
ちなみに僕は後者です。
すぐ知らん道に入っていったりします(笑)
楽器の選択
では楽器の選択はどうか?
これは「攻める・守る」というよりは
役割・ポジションに応じてなんとなく決まっていくように思えます。
バンド形式でパート別に見ていきましょう。
僕は管楽器に関しては門外漢なので
ここでは取り上げないことにします。
ボーカル
ボーカルはバンドの花形です。
文字通りバンドの顔。
だから顔がいいやつがボーカルになりがちです。
あと声がいいとか。
歌う技術とか、作詞の方法なんてものは
後からでも勉強できます。
でも顔と声は生まれつきです。
これを活かさない手はないでしょう。
ボーカリストは
心のどこかで自分が中心だと思っているような人です。
あと、強烈に何かを表現したいと思っている人。
ギター
ギターを選ぶ人は、だいたい目立ちたがりです。
一見、引っ込み思案な人に思えても
深層心理的には目立ちたいなぁと思っていたりします。
そしてギターがメインの時代が長かったせいか
ボーカリストよりも自分の方が中心だ、と思う人も多いです。
(ギタリストの時代は終わり)
ステージ衣装とかにこだわるのも
だいたいギタリストですね。
あとプレイやアプローチ的な意味で
変態が多いのもギタリストです。
よくそんなフレーズ思いつくよね、っていう。
まぁいわゆるウワモノ楽器なので
フレーズで遊びやすいってこともあるんですが。
鍵盤
ギターと同じウワモノ楽器ですが
一味違うのが鍵盤奏者です。
目立つ楽器ですが、自らすすんで目立とうとしないというか。
結果的に目立ってしまう感じ。
バンド全体の音を繋ぎとめることができるからでしょう。
鍵盤のあるなしで、サウンドの質が全く変わります。
それなのに「我関せず」感があり
独特の世界観を持っている人が多いです(笑)
ベース
ベースはバンドの屋台骨です。
非常に重要な楽器ですが、いかんせん音が目立たない(聞こえにくい人が多い)ため地味な楽器扱いされています。
そのせいもあってか地味な性格というか
「影でしっかり支えます」
「自分の仕事をしっかりします」
みたいな職人タイプの人が多いです。
一番冷静にバンド内のことを見ているのもベーシストだったりしますね。
楽器の特性もあってか
前に前に、自分が自分が、という感じではない。
だから
目立ちたがりの変態ベーシストなんかこの世にいません。

もう一度言いますよ。
目立ちたがりの変態ベーシストなんてこの世にいるわけないんですよ。

ドラム
ドラムはバンドの土台です。
これが崩れるとバンド全体が崩れます。
立ち位置的に一番後ろになるので
バンドのメンバーを後ろから眺めることができ、バンド全体を俯瞰できるんです。
え?じゃベーシストと一緒やん
と思うかもしれませんが微妙に違うんだよねー(笑)
ドラムは楽器のサイズも音もデカいでしょ?
だから後ろにどっしり構えて全体を眺めている感じです。
口数少ないけど圧倒的な存在感の大将タイプ。
ベーシストは淡々と任務を遂行する忍者タイプなんですよ。
下手すりゃ周りに知られなくてもいいや、っていう。
ボーカルは敵軍からも一目置かれ
名も知れわたっている知将・参謀タイプで、
ギタリストは先陣きって敵陣に突っ込んでいくオラオラ武将タイプ。
目立ちたくて仕方がない。
鍵盤は重要かつ独自の感性という点で、軍医タイプ。
すごい薬の調合とかできるけど、なんか謎が多い人。
漫画「SLAM DUNK」で例えるなら
ボーカルは藤真とか流川でしょう。
キャーキャー言われちゃう。
ギターは桜木とか清田。
目立ちたくて、なんかもうワチャワチャしている。
ドラムは赤木。
魚住でもいいな。
ベースは神とか宮益。
いい仕事するぜ、っていう。
鍵盤は深津あたりかな。
わからない人ゴメンネ(笑)

仕方なく決まる
バンド結成あるあるなんですが
人に言われて仕方なく決まるということがあります。
「ベースがいないからベースやってよ」
「お前は顔がいいからボーカル決定な」
みたいな。
本人の意思とは無関係に
メンバーによって担当楽器を決められるんですね。
だから始めた当初は「仕方なく」って感じだったかもしれないけど
結局それで続いてるってことはその楽器にあう性格だったってこと。
性格的にあわなければ途中でやめちゃうでしょ。
仕方なくこの楽器選んだけど
結果的にデビューできました、みたいな人もいるわけです。
最後に
いかがだったでしょう?
冒頭で述べたように
完全に僕の偏見ですが(笑)
でも当たらずも遠からずってところだよ。
わりとこういう傾向にある。
楽器をやっている人は
「なぜ自分はこれを選んだんだろう?」
と考えてみるのも面白いかもしれません。
新たな発見があったりして。
楽器選びに性格が出るという話でしたが
演奏にも性格が出ます。
断言できます。
だから
自分の性格を把握したうえでどういう演奏をするか、が上達へのカギです。
せっかちな人はこうする
のんびりな人はここに気を付ける
ってね。
ウチの生徒さんはもう承知のとおりでしょう。



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