19/12/13 上達したときの本当の感覚

最終更新: 2020年5月1日

楽器でもスポーツでも。何かほかの技術的なことでも。


自分よりうまい人、自分より高いレベルの人

というものが存在しますよね。


自分がその人に憧れているとして。

追いつこうと必死で努力したとして。


「上達したら相手との差が縮まる」


と思っていませんか?


実は逆なんです。

上達したら相手との差は広がります。

いや、厳密に言うと広がったような錯覚に陥ります。


例えば、自分と相手との差が「10段階中、4段くらいかなー」

と思っていたとします。


そして、練習・努力を重ねて自身が1段階レベルアップしたとします。

そうすると差は3段、、、ではなく

あれ? 5段くらいに増えてないか?

となります。

さらに研鑽を重ねてレベルアップすると

あれ? 10段くらいになっている、、、

となります。


なぜかと言うと、未熟であればあるほど自分のレベルも相手のレベルも見誤るからです。

そしてその差・段階がどれくらいあるかも見誤ります。

全体で10段階くらいと思っていたら15段階、20段階、30段階と。

差が3段くらいかと思っていたら5段、10段と。どんどん広がっていくように感じます。

そもそもの見積もりが甘いわけです。


生徒のみなさんからすると、一番身近にいるレベルの高い人はおそらく僕でしょう。

そして「自分と先生の差はこれくらいだろう」と漠然と見積もっている人もいるでしょう。


レッスンを続けて、ある程度レベルアップしたときに

「よっしゃ、先生との差が縮まった!」

と思ったら


大間違いですよ(笑)


うまくなればなるほど、相手との差が明確になってきて途方に暮れます。

まぁまぁな実力差かと思いきや、圧倒的な実力差を見せつけられて絶望します(笑)


僕も未だにそうです。

10代のころに聴いて衝撃を受けた数々のギタリストたち。

「オレも30歳すぎたらこれくらいになるんちゃうかー」

と思っていた当時の自分に往復ビンタですよ。

8往復です。


だから、自分で「うまくなったなー、〇〇との差が縮まったわー」

と思ったら危険信号です。


練習すれば、経験をつめば、着実にうまくなります。

でも、「やべー、全然うまくならんやん」

と思えるようになりましょう。

自分と相手との差がどういうところで、どのように違うのか

を冷静に考えてください。

少しずつ差が埋まってくるはずです。


相手が練習をサボっていればね(笑)

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