20/09/14 コードの成り立ち 〜意味から考える〜

最終更新: 2月24日

コードを覚えている人は多いでしょう。

ピアノだったらドミソーとかソシレーとか、音楽教室の幼児科で習ったりしますね。

ギターだったらダイアグラムでコードのフォームを丸暗記という感じでしょうか。


でも、そのコードがどういう成り立ち(構成音)なのか

をしっかり理解していますか?


今回はコードの成り立ちを全5回にわたって解説していきます。

度数がわかっているという前提でないと話が進んでいかないので、

度数ってなに?って人はこちらの「度数について」の記事を読んでください。



コードとは

コードというのは、高さ(音程)が異なる複数の音を同時に鳴らすことです。

日本語では和音といいますね。

ここでいう高さが異なるというのは、ピッチクラス(同じ音名を与えられたもの)が異なるという意味です。

低いドと高いドは同じ「ド」という音名が与えられているため、複数とはみなしません。

音名が異なると考えればわかりやすいですね。


そして複数といいましたが、2つではダメです(笑)

最低でも3音必要になります。

一つの楽器でコードとして成立させる場合は、一人で3音出す必要があります。

バンドで、ベース・ギター・ピアノなどがそれぞれ一つずつしか音を出していなくても

音名の違う音を出していれば、バンド全体としてはコードが成立します。


なぜ3音かというと、コードの大まかな方向性を決定づけるのに必要な音数が3音だからです。


これだけ聞くとチンプンカンプンでしょう(笑)


コードには方向性があります。


人によって感じ方は違うでしょうから、あくまで一般論になりますが

「明るい・暗い」や「安定・不安定」という方向性です。

これらを決定づけるために3音必要になってくるわけです。



基本のキ

まずは定番どころをおさえていきましょう。

「明るい・暗い」のメジャーコードとマイナーコードです。

メジャーコードは明るい響きに、マイナーコードは暗い響きに感じます。



●メジャーコードの構成音

1度(ルート)・長3度・5度

となります。

C(ド)のメジャーコードならば「CEG(ドミソ)」です。



1・3・5番目の音か〜、と思ったそこのアナタ


ゲンコツです(笑)


コードの考え方で重要なのは度数、つまり基準となる音からの距離感です。

単純に1・3・5と考えてはいけません。


D(レ)のメジャーコードは「DFA(レファラ)」ではなく

「DF#A(レファ#ラ)」なのです。


長3度というのは基準の音(ルート)から全音・全音離れたところを意味します。

E(ミ)とF(ファ)が半音しか離れていないため、Dからみた全音・全音はF#となるわけです。

何度も言いますが、度数がわかっている前提で進めているので

度数や全音・半音の意味がわからない人は前述の記事を読んでください。



●マイナーコードの構成音

1度(ルート)・短3度・5度

となります。

C(ド)のマイナーコードならば「CE♭G(ドミ♭ソ)」です。



D(レ)のマイナーコードは「DFA(レファラ)」となりますね。



CメジャーはCEG、CマイナーはCE♭G

つまりメジャーとマイナーの違いは、3度の部分たった一音です。

ここが長3度なのか短3度なのかで、コード全体の響きがガラッと変わります。

基準の音があり、3度の長短で明るいか暗いかを決定づけるというわけですね。


うんうん、なるほど

じゃ5度は何してんの?(笑)


5度はね、「安定・不安定」の部分を担っています。

通常の5度は「安定」です。ということは「不安定」な5度もあるというわけです。

これはまた別の回に。



まとめ

メジャーコードは、明るく(長3度)安定な(5度)コード

マイナーコードは、暗く(短3度)安定な(5度)コード

という方向性を持ちます。


安定・不安定といっても

コードが完全・不完全とか、成立する・しないといったことではなく

安心感があるかないか、といったニュアンスです。

落ち着く・落ち着かない、でもいいですね。


まずはこの2種類をしっかり押さえると良いでしょう。

ピアノをイメージするとわかりやすいですが、白鍵・黒鍵は規則正しく並んでいるわけではありません。

白黒白黒白白黒白黒白黒白白となっています。


白黒白墨白白黒白黒百黒白白って書いてもバレんかな(笑)


C(ド)から見たD(レ)と

E(ミ)から見たF(ファ)

は距離感が違います。ここが非常に厄介なところです。

コードや度数を勉強しようと思った人が、必ずと言っていいほどひっかかるところです。


非常に重要なところなので何度も反復して覚えていきましょう★


コードの成り立ち その2」に続きます。

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