ピックの握り方 〜一番大事なこと〜

はい、今回はピックの握りについてです。

ピックの硬さについてお悩みの方もいるかと思います。

プレイスタイルにもよるし、最終的には好みなんですが経験上、というか
理論上、硬いピックのほうが弾きやすいです。

ただし、これは
脱力
弦に浅く当てること
ができている場合の話です。

初心者のころはどうしても力んでしまうのと、弦に対して深く当ててしまうので、柔らかいピックのほうが弾きやすく感じます

しかし、耳が慣れてくると柔らかいピックで弾いたときのレスポンスが遅いことに気がつきはじめます。

柔らかいということは弦に当たった瞬間にピックが負けてわずかに反ってしまうということ。

つまり自分がココ!と思ったタイミングで音がパーンと鳴ってくれないんですね。
こうなるとキモチワルイ。

弾いたタイミングと音が鳴るタイミングにズレが生じるわけですからね。
「・・・あれ?」「・・・声が」「・・・遅れて」っていう
某・腹話術師のネタみたいになっちゃいます。
あれ凄いよね。

柔らかいピックはわずかに反ったぶん発音のタイミングが遅れてしまいますが、硬いピックだとほとんど反らずに弦に当たった瞬間に発音できます。
こうなるとキモチガヨイ。

慣れるまではすげー難しいんですよ、硬いピックは(笑)

とにかく脱力、とにかく浅く。
反対の手でピックを取ろうとしたときに、スッポ抜けるくらいの力加減で大丈夫です。

トーン(音質)コントロールで瞬間的に力を入れることはあっても基本的には脱力です。
もうプランプランな状態です。

これを目指していきましょう。

ピックの握り方 その2」に続きます★

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