演奏時の視線

さて、新年ですね。
あっという間に半月経ちました。

年始には、何か将来を見据えての目標を立てる人もいるのではないでしょうか。
個人的には反対ですが(笑)

まぁ、先を見るということは大事ですね。
というわけで今回は演奏時にどこを見るか。「視線」についてです。

視線を固定しない

みなさん、演奏時にどこを見ていますか?

ギターなら圧倒的に左手が多いでしょう。次に譜面かな。
鍵盤ならある程度のところまでは上から見やすいですがギターやベースはその構造上、左右の手を同時に見るのはなかなか難しいです。

よって視線は「左手」「右手」「譜面」の三点を行き来します。
ライブで足下にエフェクター等がある場合はさらに「足下」も追加されます。

この時点で視線の移動にかなり忙しいですね。
でも忙しい人はまだマシです。
たまに視線を固定して弾いている人がいますが、すぐにやめましょう(笑)

左手ばっかり見ているとか、譜面ばっかり見ているとか。
こうなると自分のミスや良くないフォーム、ピックの軌道などに注意を払えません。

同時に見ることは不可能でも、できるかぎり全てに注意を払えるよう視線を動かし続けます

どこまで見るか

左手でコードを押さえる場合例えば一小節ずつコードチェンジしながら弾くとしましょう。
頭のコードがCだとします。

チェンジが遅い人や、視線移動が下手は人はCを押さえた左手を“一小節の間ずっと“見ています。
何が言いたいかわかりますか?

コードの場合、左手を確認する必要があるのはチェンジする“瞬間”です。
あわせて、その“直前”もです。

今弾いているコードを押さえている間に、次のコードのポジションを目で狙っておきます。
Cの押さえが完了した時点で、その後はCのポジションを見る必要がありません。(その一小節内では)

次のコードにチェンジするまでの間、右手を見たり譜面を見たりできるわけです。
この、押さえが完了したコードをじっと見るというのは意外と多くの人がやっているんですよ。

図にするとこういうことが理想です。

コードストローク時の視線解説

これだけでもコードチェンジはかなりスムーズになります。
もちろんコードの押さえ自体に問題がない場合には、です。

動線の工夫

視線をどういう軌道で動かすか、というのも大事だったりします。

例えば、譜面なしで左右の手だけを見たい場合。
指板を覗き込むように大きく首を曲げて弾く人は、左右を見るためにいちいち顔の向きを反転させることになります。
つまり左のときは左のみ、右のときは右のみしか視界に入りません。

できればあまり首を曲げず、上から見るようにしましょう。
目の端でなんとなく左右の手を常にとらえられます。
あとはほんの少しだけ見たいほうに顔を向ければ、無駄なく確認できるわけです。

譜面がある場合には置く位置が大事になってきます。
自分の身体の真正面に置くと見やすいように思えますが、じつはそうでもありません(笑)

左右の手を見る軌道上に譜面を置けると見やすくなります。
左右を見るといっても割合的には左手を見る頻度が多いでしょう。だったら左手を見るついでに見える位置に譜面を置くわけです。
だから、自分の身体に対してやや左前。

もちろん右手を見る頻度が高い人は右前に置くようにしましょう。
ステージ上やスタジオ内だとスペースの関係でどうしても変な位置に置かざるをえないケースもあるので、なかなか難しいところではありますが。

足下にエフェクターを並べている場合は、できるだけペダル操作の頻度が高いものを手前に並べ、常時ONのものなどはエフェクターボードの奥にやるというのが鉄則です。
あたりまえの話だね(笑)

これでもかというくらいにケーブルの配線パターンを考えましょう。僕も新しいエフェクターを購入するたびに図に書いてパターンを練っていました。
面倒くさくなったらマルチエフェクターを買うのもアリでしょう。

まとめ

●視線は動かす
●常に先を見る(意識する)
●無駄のない動線を作る

といったところでしょうか。

視線は大事ですよ。なにせ
♫目と目で通じあう〜♫からね(笑)